新幹線の車内で確認したいことや困りごとがあるとき、「車掌さんに声をかけたいけれど、何と呼べばいいのだろう」と迷うことがありますよね。
特別な呼び方や専門用語を知らなくても、「車掌さん」と声をかければ自然に伝わります。
この記事では、新幹線で車掌を呼ぶ方法や、見つからないときの対応、座席の呼び出しボタンの確認方法をわかりやすく紹介します。
体調不良や忘れ物、車内設備の不具合など、状況に応じた相談方法や、緊急時に車掌を探さず対応する方法も確認しておきましょう。
この記事でわかること
- 新幹線で車掌に声をかけるときの自然な呼び方
- 車掌が見つからないときに確認する場所と待ち方
- 座席の呼び出しボタンや車内設備を利用するときの注意点
- 体調不良や忘れ物、緊急時に車掌へ相談・連絡する方法
新幹線で車掌を呼ぶときは「車掌さん」と声をかければ大丈夫です

新幹線で車掌に用があるときは、「車掌さん」と声をかければ問題ありません。
特別な呼び方や鉄道の専門用語を使う必要はなく、相手に聞こえる声で用件を簡潔に伝えれば大丈夫です。
車掌は車内を巡回しながら、きっぷの確認や車内案内などの業務を行っています。
そのため、通路などで見かけたときに「車掌さん、少しよろしいですか」と声をかけると、自然に対応してもらえます。
声をかけることに慣れていないと、呼び方が合っているか不安になるかもしれませんが、「車掌さん」という呼び方は乗客からの一般的な呼びかけ方です。
「乗務員さん」と呼びかけても伝わります
車掌かどうか確信が持てないときは、「乗務員さん」と呼びかけても伝わります。
「乗務員」は、車掌など列車の運行や車内業務に携わる人を指す言葉です。
実際には、呼びかけたあとに相手が対応できるか確認してくれるため、最初から正確な職名を判断できなくても心配はいりません。
たとえば、次のような言い方なら自然で失礼になりにくいでしょう。
| 場面 | 呼びかけの例 |
|---|---|
| 車掌に声をかけるとき | 「車掌さん、少しよろしいですか」 |
| 相手の職名がわからないとき | 「乗務員さん、お尋ねしたいことがあります」 |
| まず気づいてもらいたいとき | 「すみません、車掌さん」 |
用件を伝える前に「すみません」や「少しよろしいですか」と添えると、相手も立ち止まって話を聞く準備をしやすくなります。
反対に、大きな声で何度も呼び続けたり、遠くから急いで追いかけたりする必要はありません。
通路で見かけたときは進行を妨げないよう短く声をかけます
通路で車掌を見かけたときは、まず周囲の状況を確認し、通行する人や車内で作業する車掌の動きを妨げない位置から声をかけましょう。
「車掌さん」と呼び、相手がこちらを向いたら、「確認したいことがあります」などと続けるとスムーズです。
車掌が歩いている途中なら、通路の中央に立ちはだかったり、いきなり腕をつかんだりせず、短い言葉で呼び止めるのが基本です。
周囲にほかの乗客がいる場合は、声の大きさにも配慮すると、落ち着いた雰囲気でやり取りできます。
ただし、車掌が急いで移動しているように見えるときや、ほかの乗客に対応しているときは、すぐに話しかけず、対応が一区切りつくまで待つほうがよい場合もあります。
話しかける際は、長い説明を最初から始めるよりも、まずは用件の種類を短く伝えると、必要な案内につながりやすくなります。
- 「座席について確認したいことがあります」
- 「きっぷについてお尋ねしたいです」
- 「車内の案内をお願いできますか」
このように、呼び方は「車掌さん」または「乗務員さん」で十分です。
丁寧な呼び方を考えすぎず、相手に聞こえる声で簡潔に声をかけることを意識すれば、安心してやり取りできます。
車掌が見つからないときは通路で待つか乗務員室を確認します

車掌が見つからないときは、無理に車内を探し回らず、まずは通路の安全な場所で少し待ちましょう。
それでも案内を受けたい場合は、車両の端にある車掌室や乗務員室の表示を確認し、近くで待つか、扉の案内に従って声をかけます。
列車の運行中は車掌が巡回していることもあるため、すぐに見つからなくても慌てる必要はありません。
車掌室・乗務員室は車両の端に設けられていることが多いです
新幹線の車掌室や乗務員室は、車両の端やデッキ付近に設けられていることが多いです。
車両と車両の間にあるデッキへ移動すると、扉や壁面に乗務員室を示す表示が見つかる場合があります。
ただし、車掌室の位置や扉の見た目は、車両の種類や編成によって異なります。
表示を確認できたとしても、扉を勝手に開けたり、室内へ入ったりするのは控えましょう。
近くで車掌が作業している場合は、作業が終わるまで少し離れた場所で待つと、落ち着いて対応してもらいやすくなります。
扉の近くで待つときは、ほかの乗客が通れる幅を空け、デッキの出入りを妨げないようにすることが大切です。
乗務員室が見当たらないときは、無理に扉を探すよりも、次の停車駅まで座席付近で待つほうが安心な場合もあります。
車掌がいる号車や場所は列車によって異なります
車掌が常に決まった号車にいるとは限らず、担当する列車の編成や乗務の状況によって移動しています。
乗車直後は車両の端にいても、その後に車内を巡回したり、別の号車で案内を行ったりすることがあります。
そのため、乗務員室の近くまで移動しても車掌が不在なら、しばらく待つか、いったん自分の座席へ戻る方法があります。
確認するときは、次のような順番にすると、必要以上に歩き回らずに済みます。
- 座席周辺やデッキにある案内表示を確認する
- 車両の端にある乗務員室の位置を確認する
- 車掌が不在なら、通路をふさがない場所で少し待つ
- 見つからない場合は、近くの乗務員や駅係員に案内を尋ねる
車掌を待つ場所を選ぶときは、次の点にも気を配りましょう。
| 確認すること | 気をつけたい点 |
|---|---|
| 通路 | 中央に立ち止まらず、通行する人のための幅を空ける |
| デッキ | 出入口や扉の前をふさがない |
| 乗務員室の付近 | 扉に触れず、表示に従って待つ |
| 車内の移動 | 揺れに注意し、急いで歩かない |
案内表示を確認しても分からない場合は無理に探し続けません
車内を何度も行き来しても車掌が見つからない場合は、自分だけで解決しようとせず、いったん座席へ戻ることも選択肢です。
列車内の表示は、すべての乗客に分かりやすい場所に設けられているとは限らず、座席の位置によって見つけにくいこともあります。
また、車掌が別の乗客への対応中で、乗務員室を離れている可能性もあります。
そのようなときは、通路の安全な場所で待つか、次の巡回を待つとよいでしょう。
自分の座席番号や号車を覚えておくと、車掌に会えたときに場所を伝えやすくなります。
たとえば、「〇号車の〇番付近にいます」と伝えれば、必要に応じて座席まで案内してもらえる場合があります。
案内表示の見方が分からないときも、表示を無理に操作したり、関係者以外が入る場所を開けたりせず、近くの係員に確認するのが安全です。
車掌を見つけることに時間がかかっても、車内を急いで移動する必要はありません。
座席の呼び出しボタンは車両によって設置状況が異なります

新幹線の座席には、必ずしも車掌を呼ぶためのボタンが付いているとは限りません。
車両や座席の種類によって設備が異なるため、ボタンが見当たらない場合は、無理に探したり別のボタンを操作したりしないことが大切です。
呼び出しボタンがある場合も、場所や使い方は車両ごとに違うことがあります。
呼び出しボタンが見当たらない新幹線もあります
新幹線の車内には、すべての座席に乗務員を呼ぶためのボタンが設置されているわけではありません。
座席まわりにボタンがない車両もあれば、特定の設備の近くや一部の座席にだけ案内装置が設けられている場合もあります。
また、座席付近にあるボタンが、読書灯や座席の調整など別の目的で使われることもあります。
見た目だけで呼び出し用と判断せず、ボタンの表示や周辺の案内を確認しましょう。
確認するときは、次のような場所を落ち着いて見てみます。
- 座席のひじ掛け付近
- 座席の側面や壁側
- 設備の案内表示がある場所
- 座席前方や通路側の表示
ただし、座席の下やカバーの内側を無理に確認する必要はありません。
案内が見つからないときは、「この車両には呼び出しボタンがない」と考えて、備え付けの設備を不用意に操作しないようにしましょう。
特に、用途が分からないボタンや装置を試しに押すのは控えるのが安心です。
| 確認した状態 | 対応の目安 |
|---|---|
| 呼び出し用と分かる表示がある | 表示の内容を確認して使用する |
| ボタンはあるが用途が分からない | 押さずに案内表示を確認する |
| 座席付近にボタンが見当たらない | 無理に探し続けず、別の案内方法を確認する |
ボタンを使う場合は案内表示を確認して用件を簡潔に伝えます
呼び出しボタンを使う場合は、まず近くの案内表示を読み、押す回数や通話方法などの説明に従います。
表示に「係員を呼ぶ」などの案内があるときは、必要な場面に限って使用しましょう。
ボタンを押したあとに通話できるタイプでは、係員からの問いかけを待ってから、落ち着いて用件を伝えます。
いきなり長く説明するよりも、「〇号車の〇番付近です」「座席について確認したいことがあります」のように、場所と要件を短く伝えると分かりやすくなります。
伝える内容は、次の順番にすると整理しやすくなります。
- 何号車にいるかを伝える
- 座席番号や座席の位置を伝える
- 確認したい内容を簡潔に伝える
たとえば、座席設備について尋ねたい場合は、「〇号車の〇番です。座席の設備について確認したいです」と伝えれば十分です。
自分の座席番号がすぐに分からないときは、座席上部の表示や指定席の情報を確認できるものを手元に用意しておくと、案内がスムーズです。
呼び出しボタンの近くに通話口がある場合は、口元を近づけすぎず、周囲に聞こえる大きさで話します。
車内は揺れることがあるため、立ち上がって操作するよりも、座った状態で表示を確認できる場合はその方法を選ぶと安心です。
ボタンの設置や使い方は車両によって異なるため、表示が分からないときは自己判断で操作しないことを覚えておきましょう。
体調不良や座席の困りごとは車掌に落ち着いて伝えます

体調がすぐれないときや座席で困ったときは、車掌に状況を伝えて相談しましょう。
「どこで、何が起きているか」と「どのように対応してほしいか」を簡潔に伝えると、必要な案内につながりやすくなります。
うまく説明できるか不安な場合も、分かる範囲で大丈夫ですので、焦らずに話しましょう。
体調がすぐれないときは症状と希望する対応を伝えます
体調不良を感じたら、我慢を続けず、車掌に症状と現在いる場所を伝えます。
「気分が悪い」「めまいがする」「息苦しさを感じる」など、具体的な状態を伝えると、状況を把握してもらいやすくなります。
そのうえで、「座ったまま相談したい」「次の駅での対応について確認したい」など、希望することがあれば伝えましょう。
| 伝える内容 | 伝え方の例 |
|---|---|
| 場所 | 「〇号車の〇番付近にいます」 |
| 症状 | 「急に気分が悪くなりました」 |
| 希望 | 「対応について相談したいです」 |
同行者がいる場合は、本人に代わって症状や座席の場所を伝えても構いません。
小さなお子さまや高齢の方の体調について相談するときも、いつからどのような変化があるのかを分かる範囲で伝えるとよいでしょう。
体調の感じ方や必要な対応には個人差があるため、無理に判断せず、車掌の案内を確認してください。
座席の重複や設備の不具合も相談できます
指定された座席に別の人が座っている場合や、自分の座席番号と案内が合わない場合も、車掌に確認をお願いできます。
相手に直接強く伝えるより、指定席の情報を手元に用意して、車掌へ落ち着いて相談するほうが状況を整理しやすくなります。
「〇号車の〇番を指定されていますが、すでに座っている方がいます」と伝えれば、確認してもらえるでしょう。
座席のリクライニング、テーブル、照明、空調などに不具合を感じたときも、不具合の場所と状態を具体的に伝えることが大切です。
- 何の設備に問題があるか
- どのような状態になっているか
- いつから気づいたか
- 座席を移りたいなど、希望があるか
たとえば、「〇号車〇番の座席で、テーブルが戻らず困っています」と伝えると、設備の確認を依頼しやすくなります。
設備を無理に動かしたり、自分で修理しようとしたりせず、案内を受けて対応しましょう。
周囲の迷惑行為は状況を具体的に説明します
車内で大きな声が続いている、通路をふさいでいる、座席の使い方で困っているなど、周囲の行動について相談したい場合も車掌に伝えられます。
このときは相手を決めつける表現を避け、「いつ、どこで、何があったか」を事実として説明しましょう。
「〇号車の通路で、しばらく大きな声が続いています」や、「隣の座席から荷物がこちらにはみ出していて、座りにくい状態です」のように伝えると、状況が分かりやすくなります。
相談するときは、次の項目を整理しておくと話しやすくなります。
- 何号車のどの付近か
- どのような行動や状態か
- どのくらい続いているか
- 自分が困っている内容は何か
相手とその場で言い合いになりそうなときは、無理に注意せず、車掌へ相談しましょう。
状況を伝える際は、必要以上に相手の外見や個人情報を説明する必要はありません。
自分や周囲の人が不安を感じる状況では、できるだけ早めに車掌へ伝えることが大切です。
困りごとは遠慮して抱え込まず、落ち着いて場所と状況を伝えれば、車内で確認してもらえます。
忘れ物や車内設備の不具合も車掌への相談で案内してもらえます

新幹線の車内で忘れ物に気づいたときや、座席まわりの設備が使えないときは、車掌へ相談しましょう。
忘れ物は気づいた時点で早めに伝えることが大切で、降車後に気づいた場合は駅や鉄道会社の窓口へ確認します。
車掌がその場で確認できる場合もありますが、忘れ物の保管場所や返却方法は鉄道会社の案内に沿って対応することになります。
車内設備の不具合についても、無理に動かしたり、自分で直そうとしたりせず、車掌に相談してください。
座席のテーブルやリクライニング、照明、空調、荷物置き場などに気になる点がある場合は、乗車中に伝えると、状況を確認してもらえることがあります。
すぐに修理できない設備については、使い方の案内や座席の移動など、状況に応じた対応を案内される場合があります。
車内での忘れ物は気づいた時点で早めに伝えます
座席の下や網棚、荷物置き場などに忘れ物をした可能性があるときは、気づいた時点で車掌へ相談しましょう。
時間がたつほど、列車が駅に到着したり、清掃や点検が行われたりして、車内で確認しにくくなることがあります。
忘れ物の場所や特徴をできるだけ具体的に伝えると、確認を依頼しやすくなります。
| 伝える内容 | 具体例 |
|---|---|
| 忘れた可能性がある場所 | 〇号車、〇番の座席、網棚、座席の下など |
| 忘れ物の特徴 | 色、形、大きさ、入っている物、目印など |
| 気づいたタイミング | トイレから戻ったとき、降車前に荷物を確認したときなど |
| 乗車に関する情報 | 乗車駅、降車予定駅、列車名、乗車した時間帯など |
たとえば、「〇号車の座席に、青いポーチを置き忘れたかもしれません」と伝えると、車掌が確認に必要な情報を把握しやすくなります。
財布や身分証明書など、個人情報が含まれる物を忘れた場合は、特徴を伝えたうえで、案内された手続きに従いましょう。
列車の運行状況によっては、すぐに車内を確認できないこともあります。
車掌に相談したからといって、その場で見つかるとは限らないため、案内された連絡先や受付方法を控えておくと安心です。
降車後に気づいた忘れ物は駅や鉄道会社の窓口へ確認します
新幹線を降りたあとに忘れ物に気づいた場合は、まず降車した駅の係員や忘れ物の取り扱い窓口へ相談します。
駅で見つからない場合でも、鉄道会社の忘れ物案内窓口や公式の問い合わせ方法を案内してもらえることがあります。
問い合わせ先は、利用した鉄道会社や区間によって異なるため、複数の会社をまたいで移動した場合は、案内に従って確認しましょう。
降車後の問い合わせでは、次の情報を整理しておくと手続きが進めやすくなります。
- 乗車した日付とおおよその時間
- 乗車駅と降車駅
- 列車名や号数、号車と座席番号
- 忘れ物に気づいた場所
- 品物の色や形、ブランド名、目印
- 自分の連絡先
列車名や座席番号が分からなくても、乗車駅や降車駅、利用した時間帯などから確認できる場合があります。
ただし、情報が少ないと照合に時間がかかることがあるため、予約画面やきっぷが手元にあれば確認しておきましょう。
忘れ物が見つかった場合の受け取り場所や受け取り方法は、保管している駅や鉄道会社によって異なります。
本人確認や受け取り日時の調整を求められることもあるため、窓口からの案内を確認してから向かうとスムーズです。
忘れ物に気づいたら、車内では車掌へ、降車後は駅や鉄道会社の窓口へ、できるだけ早く相談することを意識しましょう。
緊急時は車掌を探さず非常通報装置を使います

けがや急な体調変化、火災などの緊急事態が起きたときは、車掌を探して車内を歩き回らず、車内に設置された非常通報装置を使って係員へ知らせます。
装置の場所や操作方法は車両によって異なるため、近くの表示を確認し、案内に従って操作しましょう。
非常通報装置を使うと、乗務員へ状況を伝えたり、必要な対応を確認したりできます。
けがや急な体調変化などは車内通報装置で知らせます
乗車中に自分や周囲の人が転倒した、意識がもうろうとしている、強い苦しさを訴えているなど、すぐに係員へ知らせたい状況では、車内通報装置を利用します。
装置は車両の種類によって設置場所が違うため、「非常通報」「乗務員呼び出し」などの表示を目印に探してください。
操作後に乗務員と話せる場合は、次の内容を簡潔に伝えると状況を把握してもらいやすくなります。
- 何が起きたのか
- どの車両にいるのか
- 体調不良やけがをしている人の人数
- 意識や呼吸の状態など、分かる範囲の様子
- 周囲に危険があるかどうか
車両番号や号車が分からない場合は、車内の表示や座席付近の案内を確認し、分かる範囲で伝えれば大丈夫です。
装置がすぐに見つからないときは、近くにいる乗客へ声をかけ、係員への連絡を手伝ってもらう方法もあります。
ただし、周囲の人を移動させることが危険になりそうな場合は、無理に動かさず、乗務員からの指示を待ちましょう。
火災や危険を感じた場合は周囲にも配慮しながら係員の指示に従います
煙や焦げたにおい、火が見える、車内で危険な状況が起きているなどの場合は、まず非常通報装置などで係員へ知らせます。
自分で原因を確かめようとしたり、危険な場所へ近づいたりせず、安全を確保することを優先してください。
係員から移動や避難について案内があった場合は、周囲の人にも伝えながら、落ち着いて指示に従います。
その際は、次の点を意識すると車内の混乱を抑えやすくなります。
- 大声で騒いだり、車内を走ったりしない
- 押し合わず、前の人との間隔を保って移動する
- 高齢者や小さな子どもなど、移動に不安がある人に声をかける
- 荷物を取りに戻らず、係員の案内を優先する
- 扉や通路をふさがないようにする
煙が出ている場合や、身の危険を感じる場合は、状況に応じて煙や危険な場所から距離を取ります。
勝手に別の車両へ移動することが安全とは限らないため、係員の指示があるときは、その内容を優先することが大切です。
緊急時は、周囲の乗客が一斉に装置へ向かうと通路が混み合うことがあります。
すでに通報されているか分からない場合でも、危険が続いているときは近くの係員や乗客に状況を伝え、案内を受けてください。
緊急ではない相談は通常の声かけや呼び出しを利用します
緊急性がない相談まで非常通報装置で知らせると、本当に急いで対応が必要な人への連絡を妨げるおそれがあります。
座席や車内設備について確認したい、乗り換えや降車駅について尋ねたいなど、急を要しない内容は、通常の方法で乗務員へ相談しましょう。
| 状況 | 利用する方法 |
|---|---|
| けが、急な体調変化、火災など | 非常通報装置を使い、係員の指示を受ける |
| 危険を感じるが、装置の場所が分からない | 近くの乗客や係員へ助けを求める |
| 急ぎではない確認や相談 | 通常の声かけや車内の呼び出し方法を利用する |
判断に迷う場合は、「緊急かもしれない」と感じるかどうかを目安にし、身の安全に関わるときは非常通報装置の利用をためらわないようにしましょう。
緊急時には車掌を探しに行くより、近くの通報装置で早めに知らせることが大切です。
乗客からの呼び方は「車掌さん」が自然で、専門用語は使わなくて大丈夫です

新幹線の車掌に声をかけるときは、「車掌さん」と呼べば自然に伝わります。
鉄道関係者が使う専門用語を知らなくても、乗客が特別な呼び方をする必要はありません。
車内で困ったことや確認したいことがあるときは、近くを通った車掌に「すみません、車掌さん」と声をかけるだけで十分です。
「車掌」は乗客にも分かりやすい一般的な呼び方です
「車掌」は、列車内で乗客の案内や安全確認などを担当する係員を指す、広く知られた呼び方です。
そのため、乗客が車掌へ話しかける場面では、「車掌さん」または「すみません」と声をかければ、相手に用件を伝えやすくなります。
たとえば、次のような言い方ができます。
- 「すみません、車掌さん」
- 「車掌さん、少しお尋ねしてもよいですか」
- 「すみません、確認したいことがあります」
最初から用件を大きな声で伝えようとせず、まずは相手に気づいてもらうための一言をかけると、落ち着いて話しやすくなります。
車掌が対応中の場合は、話しかけるタイミングを少し待つか、周囲の案内に従いましょう。
また、呼び方に迷って声をかけにくいときも、「すみません」だけで会話を始めて問題ありません。
「レチ」や「列車長」は鉄道関係で使われる用語です
鉄道関係者の間では、車掌を指して「レチ」と呼ぶことがあります。
これは車掌を表す業界内の呼称として知られている言葉ですが、一般の乗客が使わなければならないものではありません。
また、「列車長」という言葉が使われる場合もあります。
こちらも鉄道に関係する場面で見聞きすることがありますが、日常の乗車中に乗客が車掌へ呼びかける際は、「車掌さん」のほうが分かりやすく自然です。
| 呼び方 | 乗客が使う場合の考え方 |
|---|---|
| 車掌さん | 一般的で、乗客からの呼びかけに適しています |
| レチ | 鉄道関係者の間で使われることがある用語です |
| 列車長 | 鉄道に関係する場面で使われることがある表現です |
専門用語を使ったほうが丁寧に聞こえるとは限りません。
乗客としては、相手に伝わりやすく、周囲にも分かりやすい言葉を選ぶことが大切です。
列車名によって車掌の呼び方や連絡方法が変わるわけではありません
東海道新幹線や山陽新幹線、東北新幹線など、列車名や運行区間が異なっていても、乗客からの呼び方は基本的に「車掌さん」で構いません。
「のぞみ」「ひかり」「こだま」などの列車名を理由に、車掌へ別の呼び方をする必要もありません。
車内で相談したいときは、列車名を呼びかけに含めるのではなく、まず「車掌さん」と伝えるとスムーズです。
連絡方法については、車内の案内や座席付近の表示、乗務員の案内を確認します。
列車名だけで連絡方法を判断せず、その車両に掲示されている案内を優先することがポイントです。
乗車中に呼び方で迷ったときは、次のように考えると安心です。
- 「車掌さん」または「すみません」と声をかける
- 確認したい内容を短く伝える
- 案内された方法や内容を落ち着いて確認する
たとえば、「車掌さん、降りる駅について確認したいことがあります」のように話せば、必要な案内につなげてもらえます。
車掌への呼びかけは、難しい言葉を使う場面ではありません。
「車掌さん」と親しみを込めて声をかければ、十分に意図が伝わりますので、呼び方を気にしすぎず、必要なときは落ち着いて相談しましょう。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 新幹線で車掌を呼ぶときは「車掌さん」と声をかければ大丈夫です。
- 車掌が見つからないときは、通路で待つか車掌室・乗務員室の表示を確認します。
- 座席の呼び出しボタンは、車両や座席によって設置状況が異なります。
- 体調不良や座席の困りごとは、状況と希望する対応を落ち着いて伝えます。
- 忘れ物や車内設備の不具合は、気づいた時点で早めに車掌へ相談します。
- けがや急な体調変化などの緊急時は、車掌を探さず非常通報装置を使います。
- 乗客が専門用語を使う必要はなく、「車掌さん」と呼べば自然に伝わります。
新幹線の車掌に声をかけるときは、特別な呼び方を覚えておく必要はありません。
「すみません、車掌さん」と声をかけ、困っていることや確認したいことを簡潔に伝えれば大丈夫です。
車掌が見つからない場合は、無理に探し回らず、車内の表示や案内を確認しながら落ち着いて行動しましょう。
体調不良や設備の不具合など、ひとりで抱え込まずに相談することで、必要な案内を受けやすくなります。
新幹線で気になることがあったときは、遠慮せず、近くの車掌や乗務員に声をかけてみてくださいね。

